卒婚の意志はどうやって示したらいいの?準備はどうする?
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私たち夫婦の場合、「卒婚しましょう」という意思確認はせず、気づいたら「これって卒婚かも?」という状態になっていました。
卒婚をしたいと思っている人の中には、どうやって気持ちを伝えたらいいのか?卒婚の準備はどうやって進めればいいのか悩んでいる人がいるかもしれません。
そこで、卒婚の意志の伝え方と準備方法について書いてみたいと思います。
明確な意思表示は慎重に
卒婚とはとてもふわっとした概念です。人によってとらえ方や意味も違うでしょう。
なので、「卒婚をしたい!」と明確な意思表示は誤解を招いてしまう可能性があります。
卒婚を意志を示すことによって、「離婚したいってこと?」「そっちがそういう考えなら、こっちだって」等と夫婦関係が悪化してしまわないように、ゆっくりと時間をかけて話し合いをするのがよいと、私が考えています。
⇒卒婚のメリット&デメリットと卒婚が意味するもの
私の卒婚準備期間
私たち夫婦の場合、仕事の関係で自宅とは別に事務所としてワンルームマンションを借りていたのですが、卒婚のきっかけとなったのは、夫が事務所で寝泊まりをすることが多くなったことでした。
同じ家にいると喧嘩が絶えなかったのですが、別々の住居で暮らすことで喧嘩の回数が減り、顔を合わせた時に穏やかな時間を過ごせることに気がついたのです。
最初は、「同じ空間で時間を共有することこそが夫婦」という思いもありましたが、喧嘩をしてイライラするのは、お互いにとっていいことがありません。
我慢をして嫌な時間を過ごしたところで夫婦のきずなが深まるとは思えませんでしたし、当時は、イライラしない時間を1秒でも長く取り戻したい一心で、一人になれる時間が救いでした。
「このまま疎遠になって離婚かも?」と思うこともありましたが、顔を合わせるときはいつもと変わらずで、「この生活は快適かも?」と思うようになりました。
振り返ってみると、卒婚の準備期間は4年近くかかったことになります。
最初は週末婚のようなスタイルで、別宅に置く生活用品も一時的なものしかなかったのですが、徐々に夫の持ち物を別宅に移動させました。
夫にとって二人の自宅は、年に1回帰省する実家のような位置づけになっているようです。
⇒同居を続けながら卒婚はできるのか?コストを抑えた別居卒婚スタイル
卒婚の意思確認
私自身は、現在の夫との関係を卒婚だと思っていますが、夫は特に気にしていないようです。
夫の頭の中は、好きな仕事をやりたいというのが大部分を占めていて、先の事は今は考えられないとのことで、話し合いをしても答えが出ません。
二人の間の共通の理解となっているのは以下の点です。
- 困ったことがあれば助ける
- 考え方が違う面はあるけれど、人として嫌いなわけではない
- 喧嘩はしたくない
- 一緒に暮らすには、お互いやり方の違いが多くてストレスになる
- 今は仕事を頑張りたい
夫婦関係についてごちゃごちゃしたくなくて、今の生活が楽でよいので、お互いこのスタイルでいいよね?という意思確認はしてあります。
でも、いつまで卒婚状態を続けるかどうかは決めていません。
どちらかに介護の必要ができたり、仕事の状況が変わったりしたら、生活スタイルを変える必要が出てくるかもしれないので、それはその時に考えます。
気持ちと最適な生活スタイルは変化する
卒婚したいという気持ちが盛り上がる時もあれば、このままでもいいっかと思うこともあるでしょう。
結婚するくらい好きだった時期がある相手なのですから、色々な思いがあって当然です。
また、その時々によって暮らしやすい最適な生活スタイルも変わってきます。
仕事内容の変化によって、帰宅時間・残業・食事・休日の過ごし方・通勤にかかる距離や時間などは変わりますので、それによって、生活パターンは変化します。
気持ちも最適な生活スタイルも変化し続けているので、嫌だなと思っていたことがある日突然なくなったりします。逆に、いいと思っていたことが、変化によって苦痛に変わることもあります。
なので、卒婚をして今すぐ別居!と焦らずに、一つずつ快適になるように変えていくことをおすすめします。
卒婚についてもっと知りたい方は、芸能人の卒婚事情も参考になります。
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