「堕落論」坂口安吾
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坂口安吾といえば堕落論が有名だけれど、ちょっと読みにくいし、らしさがあまり感じ取れない様に思えます。
まぁ読みたいというよりは、読んでおかなくては…という気持ちであまり集中できなかったので、読解力不足が原因だと自覚していますが、ネットやyoutubeで解説や他の人が読んだ感想なども併せて読みながら、内容を理解しました。
ということで、読書メモとして感じたことを残しておきます。
堕落論が書かれた歴史背景
堕落論が書かれたのは1946年。第二次世界大戦の終戦直後の事です。
江戸時代が終わって近代となり、大きな変化が続く中でいくつもの戦争が起こり、戦時中・終戦。そして、敗戦後という劇的な歴史の流れについて。
学生時代に社会科の授業で習ったけれど、それは、出来事や人物を暗記したことが主で、意味や人々の心の変化などは全く理解できていませんでした。
そこで、遅ればせながらネットやyoutubeを見て勉強しなおしています。
丁度、社会では、私と同年代の会社員は「リスキリング(会社が従業員に勉強を促す事)」やら「学び直し(本人主体でスキルアップなどを目指す事)」が話題になっていますが、私もまさに学び直しがしたくなってきました。
世の中からは距離を置きたいと思っているけれど、結局、大いに影響されているのかもしれません。
同調圧力に負けずに声を上げる人
堕落論の概要をまとめると、戦争に負けた日本人に向けて、「落ちるところまで落ちる事が必要で、政治に救いを求めるのではなく、自分自身を見つけて救い出そう。 義士も聖女も堕落する。戦争に負けたからではなく人間はそういうものだから。」と励ましを投げかける評論といえます。
堕落という刺激的な言葉選びだったり、軍人の未亡人も新たな恋を始めるという過激な視点などは、あえて狙っての事で、こういうタイプの人っていつの時代でも注目を集めますよね。
私も嫌いじゃないです。
日本人は特に、同調圧力に負けて言いたいことが言えなかったり、周りに流されて自分の本当の気持ちが分からなくなったりしてしまいがちなので、誰かがこういうことを言ってくれることが必要なのでしょう。
文体や作品について
短い評論文ですが、ざっと読むだけではいまいち内容がつかめず、自分の読解力のなさにがっかりしました。
昔の文章は読みにくいけれど、もう少しなれたら読みこなせるようになるのでしょうか?何回かゆっくりじっくりと集中できる環境で読めばまた違うのでしょうか?もうしばらく訓練が必要そうです。
とは言え、自分にとって興味がない文章だと頭に入ってこないという問題もあります。
この場合、読解力を付けたところで、興味がないものはやっぱり読みこなせないと思うので、無理に読まなくてもいいかなとも思います。
例えば、坂口安吾の他の作品で「安吾・伊勢神宮にゆく」は軽いタッチのエッセイ風で読みやすく、一気に楽しく読めました。
なので、生真面目にスキルアップとか読解力を上げたいとか考えなくてもいいかな・・・堕落論的に言えば、「人間は不真面目なダメ人間でそういうもの(笑)」ダメ人間なりにマイペースで、その時を気ままに楽しめばいい。
青空文庫には、こういったたくさんの短編作品もあるので、気が向いた時に好きなものを楽しんで読みたいです。
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