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「将来の日本」徳富蘇峰

作成



古い文章でなおかつ筆者は小説家ではなくジャーナリストなので、とても読みにくい。 まだ口語体と文語体が分かれていた時代なので、古文の勉強をしてみるみたいだと感じました。

ということで、何が書かれているのかさっぱり分からないながらなんとなくパラパラと読み進めることしかできませんでした。

さらに、特別に有名な作者や作品というほどでもないので、ネット上で探せる解説の類も乏しく…どうすれば内容を理解できるか模索中ですが、感じたことなどの読書メモは残しておこうと思いました。 また気が向いたら読み直したいところです。

全体構成

本全体の構造は以下の通り

第一回 洪水の後には洪水あり
第二回 一国の生活
第三回 腕力世界
第四回 腕力世界
第五回 平和世界
第六回 平和世界
第七回 平和世界
第八回 平民主義の運動一
第九回 平民主義の運動ニ
第十回 平民主義の運動三
第十一回 天然の商業国
第十二回 過去の日本一
第十三回 過去の日本二
第十四回 現今の日本一
第十五回 現今の日本二
第十六回 将来の日本

概要

文明開化によって大きな変貌を遂げている日本の現状に対して、「諸外国はもっとすごいよ!こんな程度じゃないよ!」という事を数字やグラフを提示したりして訴えているという内容。

文豪たちが思想や物語としてアプローチしている事とジャーナリズムという観点で切り込んでいます。

今で言うところの自己啓発本に近いのかもしれません。

徳富蘇峰という人物について

徳富蘇峰という名前が珍しすぎて気になって、学校の授業で習ったなぁと記憶に深く刻み込まれています。

弟の徳富蘆花は「不如帰」で有名な作家で、こちらはあらすじ要約をチェックしました。差別によって結婚生活が壊されるひどい物語で、昔の日本ってひどい!人間って身勝手だ!等と暗い気持ちになるのですが大ベストセラーになった作品です。

なぜベストセラーになったのかがよくわからない作品ですが、モヤモヤするからこそ、問題提起の意味も含め、多くの人を引き付けるのかもしれません。

それで、兄の徳富蘇峰の方も、社会に向けて様々な投げかけをしており、生涯に発表した著作数は300以上もあるとのこと。

私は、多作である事はクリエイターや発信者として欠かせない大事な事だという考え方なので、素晴らしいと思いました。

徳富蘇峰記念館

それから、二宮町に「徳富蘇峰記念館」というのがあるらしいです。

ピンポンを押して入館するスタイルのマニアックな記念館のようで、東條英機や夏目漱石など歴史上の偉人たちと交わした直筆の手紙が多数展示されているとかで、興味があります。

できれば、何冊か本を読んで理解を深めてから行ってみたいですが、読んでも理解が難しいので、先に見学して知識を増やしてから読むのもよいかもしれません。

趣味の読書を楽しむつもりが、なんだか歴史や思想の研究っぽくなってきてるのかもしれません。

学生時代の勉強は教科書を読む事がほぼすべてでしたが、大人になってから自主的に知りたくて活動する読書や勉強は、現地に足を運んだり、文字だけでなく、映像や資料等の様々な形で情報に触れたりするところが楽しいです。



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