【ヨガ哲学・ヨガの教え】ヨガ哲学のやってはいけない5つの事&やるべきこと5つ
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ミニマリストの考え方と似ている分野は、シンプルライフ・仏教の禅・片付けや整理整頓などがありますが、ヨガもその一つです。
持ち物が少ないのにヨガマットは持っているミニマリストさんもいますよね。
実は、私も物を減らすところから、食生活の見直しをして、ダイエットや健康を気にするようになり、 ウォーキングなどの運動をしていく流れから、youtube動画をみながら軽いストレッチなどをするようになり、 最近はヨガ的な事をやるようになりました。
そこで、ヨガには様々なポーズを習得するだけでなく、ヨガ哲学という思考がある事を知りまして・・・そのヨガ哲学が、ミニマリスト的な私の考え方にすごくなじむ内容で驚きました。
まぁ物を手放すという考え方の元祖はヨガの教え・・・という話を聞いたことがありますし、ヨガ哲学を知っている人にとっては、当たり前の初歩的な事ではありますが、自分の為の覚書の意味も込めて、今日は、ヨガ哲学でやってはいけないとされている5つの事とやるべき5つの事についてご紹介してみたいと思います。
ヨガとヨガ哲学とは?
まず最初に、ヨガとは、インド発祥の宗教的な修行の一環として発展してきたものですが、 最近では宗教的な意味合いはすっかり薄れ、特に日本においては、 お洒落な女性が、ダイエットやスタイルアップ目的で行うエクササイズというイメージが強いですよね。
けれども、ヨガという言葉は、サンスクリット語で「つながり」の意味があり、心と体と魂の3つがつながっている状態を表しているそうです。
つまりヨガとは、ヨガのポーズをとることが目的ではなく、呼吸法や瞑想による心の安定を目指し、心身共に健康で充実した生き方をするためのもの、との事。
無駄なものを持たないようにするというミニマリストの目的も、幸せに生きる事ですから健康とか、自分に合った方法で自分らしくとか、充実した毎日をとか・・・何事も最終目的は「そこ」なんですね。
それで、そんなヨガの基本となる教えにヨガ八支則(よが はっしそく)というものがありまして、概要はこんな感じです。
ヨガ八支則
一つ目は、日常生活の中で、他人や物に対して慎むべき5つの心得
二つ目は、自分に対して守るべき5つの心得
そして、
三つ目が、ヨガのポーズ
四つ目が、呼吸法
五つ目が、気持ちをコントロールする事
六つ目が、一点集中する事
七つ目が、瞑想
八つ目が、悟り です。
最初の二つが、ヨガ哲学を分かり易く集約している「やってはいけないとされている5つの事とやるべき5つの事」で残り、3つから8つ目までが、ヨガのポーズなどの実践的な事・・・という内容になっています。
そして、「日常生活の中で、他人や物に対して慎むべき5つの心得」の具体的な内容は次の通りです。
ヨガ哲学のやってはいけない5つの事
①非暴力と非殺生
これは、肉体的な暴力だけでなく、精神的な暴力や言葉の暴力も駄目で、他人に対してだけでなく自分に対しても行ってはいけません。
②誠実
これは、嘘をついたり見栄を張ってはいけないという事で、自分に正直に生きましょうということです。
③人の物や時間を奪わない
④あらゆる欲を手放す
これは、物欲・食欲・性欲・所有欲・名誉欲などの事です。
そして、⑤執着しない です。
欲を手放すとか、執着しないとか、ミニマリストの考え方と通じるところが多く、私はとても共感しました。
ヨガ哲学のやるべき5つの事
つづきまして、「自分に対して守るべき5つの心得」は次の通りです。
①心と環境を清潔に保つ ②足るを知る ③努力する ④本を読み学ぶ ⑤信仰心と感謝の気持ちを持つ
こちらも、ミニマリスト的な生活と親和性がすごく高いですよね。
足るを知るという言葉は、持ちすぎないということそのものですし、 私の別の動画でも話していますが、「足るを知る」という言葉の解釈として、私は、 「無駄をなくしてミニマルな生活をし、仕事とか家事とか、自分のできることの努力をしていきましょう。」 ととらえているので、努力をするという事もしかりです。
そして、物を減らすと掃除はしやすくなりますから、 私は、ここ数年、生活環境を衛生的に保つことに意識がいく様になりました。
また、洋服を減らして、洋服の管理に目が行き届くようになったり、 自分でコートや羽毛布団などを洗う事ができるようになったりして、 これらは、暮らしにおける清潔さの向上につながっているかと思います。
それから、本を読むという事。 これはうれしい偶然なのですが、つい最近、私は、 「今年は久しぶりに紙の本をもっと読もう!」と思い立ちまして、 図書館に行く習慣を復活させたところだったんです。 そうして本を読んだりしていく中で、ヨガ哲学について知ることにつながりました。
物を減らして時間に余裕ができると、読書をしてみようという人も少なくないのではないでしょうか。
ヨガ哲学にあってミニマリズムにないところ
なんだか、ミニマリズムとヨガ哲学って、似ている部分が多くて!
ミニマリズムには、ヨガのような古くから受け継がれている歴史や教科書的な教えとか体系だったものはありません。
深く学ぼうと思っても、自分なりに考えて捨てたり行動を変えたりするくらいしかできないんですよね。
なので、ヨガ哲学の知識を深めて、共感できるところを取り入れた生活をしていきたいなぁと思った次第です。
例えば、「信仰心や感謝の気持ちを持つ」という内容は、ミニマリズムにはあまりない要素です。
物を大事にするという考え方は近いかもしれませんが・・・ 自分を信じる強さや考え方だったり、メンタル面については、本を読んだりして学び、もっと鍛えていきたいところです。