※当サイトはアフィリエイト広告を利用しております

「新しい道徳」北野武

作成



薄々気づいてはいたけれど、それを言語化して明確にしてはいけないような事が書かれていて、「やっぱり本当はそうだよね」と納得することが沢山見つけられた本でした。

一気に読んでしまったのは、自分の考え方が間違っていないと認めてもらえているようで嬉しかったからです。

自分は良心を持っているし、道徳的な人間でもあると思っていたから、道徳に沿う部分と「そんなのおかしい!」と思う部分があっても、新しい道徳としてはOKだよねと思えて安心できました。

私は不道徳だけどそれでもいい

それから、平日の昼間っから、仕事もせずにチェアにだらしない恰好でふんぞり返って、こんな本に読みふけっている自分を不道徳だと感じてしまう事について。

非生産的で好きな事をしているというのはこの上ない幸せだけど、背徳感を感じるのは、「勤勉であることは道徳的だと」支配階級の人たちが植え付けて来た価値観に汚染されているからという事はよい気づきでした。

道徳は法律とは違って罰則がないし、時代や誰が作ったか?どこから見るか?等によって違うし、変わり続けるもの。

だから、自分が道徳だと思っている価値観に沿わない事は、必ずしも悪ではない。

ウサギとカメの話や、老人を敬えとかゴミ拾いとか、よくある道徳の授業のテーマをその通りやっていたって、馬鹿を見るとか、上っ面で気持ちが伝わらなかったりで、まったく意味がない事もある。

道徳的に見える人は、何か裏があって意図的にそうしている人かただの情弱で自分の頭で考えられない人かもしれない。

社会で生きていく限り道徳的であることはやっぱり気持ちいい

学校で教わったり社会でまかり通っているいわゆる「道徳」は、必ずしも守るべきものではないけれど、成功する人は道徳的な人になっていくというのも真実。

そして、道徳的であるという事は気持ちが良いのだけれど、その理由は…

人間は一人では生きていけなくて、ひきこもりであっても、食べ物の調達などをしているからには社会の一員として群れているのであって、群れているからには「その集団の中で利他的行動をすると気持ちがいい」という本能が刺激されて、気持ちよくなる。

まぁ、道徳とか高尚に聞こえる風の事を言っても、結局人間は、本能によって動かされている部分が多いのかもしれない。

以下、気になったフレーズ

  • 道徳が役に立つのはむしろ不道徳な人間で、道徳とされている事をすればいいだけ。道徳的な行動ができる事と良心を育てる事は別。
  • どんなに高いワインよりも喉が渇いた時の一杯の水の方がおいしい。贅沢と幸せは別物。
  • 清貧やミニマリストは消費が落ち込むので道徳的とされない。夢を持てとか有名になれというのが道徳的とされるが、経済成長が止まると困るのは誰か?ミニマリスト達ではない。
  • 今の社会は、生きる事の本質から離れたところでカネが動くようになっていて、コツコツ努力と真面目さだけでは渡っていけない。
  • 戦国時代もIT時代も上の人たちが奪い合っているのは人間。現代人はみんなスマホを使う事によって人間の時間を奪われている。
  • ネットですぐに答えを知ることはできるが、白か黒かではなくて中間のグレーゾーンがあってそれを乗り越える為に悩んで考える事が思想的に価値がある。
  • 人間はなぜ人を好きになるのか?人間とは何なのか?生きる意味とは?等分からないことが沢山あって、それを知ることが「無知の知byソクラテス」手軽に得られるのは手軽な知識でしかない。
  • 学校で教わった道徳を絶対だと信じるとおかしなことになる。誰かに押し付けられた道徳に従うと馬鹿をみる。道徳は変わる。でも道徳が変わったからと言って自分を変える必要はない。
  • 絶対的な道徳はない
  • 道徳は人間関係を円滑にするための技術。例えば、外国人がよく挨拶をするのは自分は怪しい人ではないと伝えている。
  • 一生懸命働くのが偉いという道徳観だったのは、みんなが一生懸命働かないと社会が成り立たない時代だったから。
  • 勤勉や勤労が道徳なのは誰の為か?その方が都合がいい人がいるってことです。いつの時代も権力者は人を働かせたがる。
  • 他人が遊んで暮らしていると不道徳な感じがするのは、勤労が道徳という価値観がしみついているから。
  • 掃除や規則正しい生活が性に合わなくて出来ない人もいるがそれが道徳的ではないという事ではない。天才とは不道徳だったりする。
  • 規則正しくまじめな生活をなんて道徳は、社会の敷いたレールにそって人生を終えるような人間になるためのようなもの。そういう人生が悪いとは言わないが…
  • 友達が一人もいなくても幸せな人はたくさんいる
  • 大人になるという事は、誰かが作った価値観の元から出て自分の価値観で生きる決心をするという事
  • 時代を作る人は古い道徳を打ち壊し、新しい道徳を作っていく。キリストが貼り付けになったのも新しい道徳を作ったから。
  • 人それぞれなんだから道徳は自分で作る。そのほうがカッコイイ。
  • 自分なりの道徳とは、どう生きるかという事。道徳を人任せにせず、自分の哲学で行動を律する。自分の人生を人任せにしない事。
  • ルールがあると人生は面白いから道徳はあった方がいい。自分なりに筋の通った決め事を作ってそれを守る。


新しい道徳



無料で読書を楽しもう!200万冊以上が読み放題になる方法↓↓↓

Amazon Kindle Unlimitedは、200万冊以上が読み放題。お好きな端末で利用できます。小説・ビジネス書・実用書・コミック・雑誌・洋書など幅広い様々なジャンルの読書体験を楽しめるサービスです。

amazonプライム

Amazonプライムは、月額500円で翌日配送料が無料になるなど様々な恩恵を受けられるサービスです。初月30日間は無料体験できます

【Amazonプライムの特典内容】
  • Amazon配送料が無料で最短翌日にお届け
  • 映画やドラマなどの動画見放題「Amazonプライム・ビデオ」が無料
  • 200万曲の音楽が聴き放題「Amazonプライム・ミュージック」が無料
  • 電子書籍が読み放題「Amazonプライム・リーディング」が無料
  • ゲーム特典「Twitch Prime」が無料
  • 無制限ストレージ「Amazon Photos」が無料
  • 会員限定セールに参加できたり、タイムセールに先行参加したりできる
Amazonプライムの30日間無料お試しはこちらからどうぞ!
↓ ↓ ↓




関連記事