【年金暮らしのリアル】みんなどのくらい貰ってる?年金の平均支給額
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老後のお金の事って心配ですよね。中でも老後の暮らしの収入の基盤となる年金支給額がいくらもらえるのかは大きな問題です。
「自分に年金支給されるのはまだ先だから、未来のことはわからない」という考え方はありますが、今現在、どれくらいの年金が支給されておくか知っておくことは将来設計のために参考になるのではないでしょうか。
ということで、令和元年度版の年金の平均支給額についてまとめてみました。
年金支給総額増えている
厚生労働省が発表している「令和元年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、
公的年金受給者の年金総額は、令和元年度末現在で55兆6千億円となっており、前年度末に比べて4百億円(0.1%)増加している。
令和元年度厚生年金保険・国民年金事業の概況
年金として支給されている総額は増えているのですが、これは、年金の受給者数自体が増えていることの影響が大きいです。
高齢化社会が進んでいますから、年金受給者が増えれば年金支給総額は増えるでしょう。
年度 | 総数 |
---|---|
平成27年度 | 545,504 |
平成28年度 | 548,355 |
平成29年度 | 554,108 |
平成30年度 | 555,904 |
令和元年度 | 556,262 |
でもみんなが知りたいのは、「自分はいったいどのくらいの年金がもらえるか?」という個人の支給額ですよね。
平均年金月額は減少傾向
厚生年金保険(第1号)受給者の平均年金月額は、令和元年度末現在で、老齢年金は14万6千円となっています。
令和元年度とは、平成31年(2019年)4月1日~令和2年(2020年)3月31日なので、コロナウイルスによる経済への影響が大きくなっていくのはこの先です。
これを踏まえると、平成30年度から和岩元年度だけを切り取ると、数字は微増していますが、平成27年度以降の大きな流れでみると、年金月額は減少傾向にあり、さらにコロナによる経済不況の影響が加わると考えられるのではないでしょうか。
年度 | 老齢年金 |
---|---|
平成27年度 | 147,872 |
平成28年度 | 147,927 |
平成29年度 | 147,051 |
平成30年度 | 145,865 |
令和元年度 | 146,162 |
月額15万円にも満たない支給額では生活が厳しい人もいると思いますが、ここからさらに減っていくとなると、どうなっていくのか心配なところです。
令和3年(2021年)の年金支給の実情
年金支給額が減っていくだろうという事は多くの人が予想していますが、どんなスピードでどのくらい減っていくのかは気になるところです。
そこで、令和3年(2021年)現在の年金支給額の実情について、リアルな声を調べてみたところ、気になるツイートを見つけました。
今年度は、この社会情勢により昨年度より133円年金支給額が低くなりました。僅か133円とはいえ、現在でも結構生活が苦しい状況なのですが、積もり積もれば今後も益々生活状況が厳しいものとなっていきそうです。何とか前向きに生きていきたいと思います。
— とろん (@Trb_J) June 10, 2021
やはり、年金支給額が減少傾向になる事は事実ですね。
今はまだ僅かな金額と言える範囲ですが、これからどうなるのか・・・気をつけてチェックしていく必要があるかと思います。