自分で1滴採血郵送「ketsuken(けつけん)生活習慣病検査」をやってみたレビュー評価レポ
作成
無料でお金のシミュレーション ⇒ お金のみらいマップ <<キャンペーン中!>>
病院嫌いで健康診断は苦手なのですが・・・40代ともなると自分の健康は気になります。
そこで今回、銀座血液検査ラボさんがやっている「ketsuken(けつけん)」という自宅で自分で1滴の血液を採って郵送で送るとアプリに診断結果が届くという健康診断キットを試してみた様子をレビューします。
目次
ketsuken(けつけん)の申し込み方法と検査の種類
ketsuken(けつけん)の検査キットはWEBサイトから申し込みができます。
カートに商品を入れたら、検査結果を見るために必要な会員登録を行い、購入します。
検査の種類は、私は今回、生化学13項目の「生活習慣病検査」を選びましたが、「がん検査」や「B型・C型肝炎検査」なども選べます。
「生活習慣病検査」で調べてもらえる項目は以下です。
- 総蛋白(TP)
- アルブミン(ALB)
- AST
- ALT
- γ-GTP
- 総コレステロール(TC)
- 中性脂肪(TG)
- HDL-コレステロール(HDL-C)
- LDL-コレステロール(LDL-C)
- 尿素窒素(BUN)
- クレアチニン(CRE)
- 尿酸(UA)
- HbA1c(NGSP)
このketsuken(けつけん)は、銀座血液検査ラボの店舗(銀座店・大阪心斎橋店・鹿児島店)に来店して、検査キットを使って自分で採血して後日アプリに検査結果が届くという方法と、検査キットを郵送してもらう方法の2種類の方法があります。
今回私は、自宅に郵送してもらい自分で採血する方法でやってみました。
採血が怖い・・・自分でできるのか?
「血液1滴なら余裕でしょ!」と思ったのですが、いざやるとなるとちょっとドキドキします。
さすがに、痛くないのは分かりますが、ちゃんとできるのだろうかちょっと不安です。
でも大丈夫!めちゃめちゃ分かりやすい動画の説明がありますので、じっくりと見て、「これなら大丈夫そう!」と思えました。
ketsukenの採血のやり方の説明動画はこちらです。
ちなみに、検査キッドに同封されているパンフレットにも、写真付きで詳しいやり方の説明がありますので、これを見ながらやってみることにしました。
採血と言うと、注射器とか針といったものが思い浮かびますが、そんな仰々しい感じではなくて、プチッとするくらいですね。
刺す瞬間が怖いというよりも、血液を容器に入れるとかが手早くできるのか?ちょっと不安です。
でも、消毒綿や必要な道具は一式揃っているし、送られてきた箱はそのまま再利用して返送するので、きれいに上手く仕組み化されているところに感心!
手順通りやれば大丈夫だろうと思えました。
検査キッドの中身紹介
さて、話は前後しますが、自宅に届いた検査キッドはこんな感じの、シンプルでコンパクトな箱です。
中身はこんな感じです。
血液1滴のために大きすぎる箱のような気がしますが、「血液はなまものです」ということで、箱の中に仕切りがされていて、下段に保冷剤、上段に採血した血液を入れて送るようになっています。
内容物の説明をすると・・・
左が、採血をするためのランセットという針が出てくる道具。
真ん中が、採血した血液を入れる容器。(ピンク色の方です。青い方は使用しません。)
右が、保冷剤です。
ランセットは、失敗してもいいように2つ入っているので心強いです!
それから、採血後の流れとしては、ゆうパックの伝票が入っていまして、「採血をする前に集荷予約をし、集荷の直前に採血するように!」と念入りに説明されています。
保冷材もそうですが、血液の鮮度を保つようにという点を重視しているというのが伝わってきました。
いざ採血!ちゃんとできるかな?
ということで、もろもろの準備を行い、採血をすることにしました。
採血の様子は動画にも撮影してみましたので、ご覧ください。
正直な感想を言うと、採血自体は一瞬でできました!
指を消毒したり、手順を確認したりで、やるまではドキドキしましたが、あっけないほどに簡単に採血でき、痛みもたいしてなかったです。
採血前に準備したのは、こんな感じです。
(消毒綿・指に貼る丸いシール・採血用のスポイト・絆創膏と、やり方説明のパンフレット)
さてこれからはじめます。ドキドキ
といっても、ランセッドの針は見えないので、「これから注射をしますよ!」という威圧感はありません。
これで本当に採血できるのかな?と思いつつ・・・どのくらいの力で押し込むのかな?とほんの少し押してみたらすぐに「カチッ」と音がして1回で成功しました。
チクッとしている瞬間の写真がこちらです。
緊張して指が変な形になっていますが、こんな不安定な形でもちゃんとできるくらい、ほんの少しの力で採血できました(笑)
そして、直後は血が出てくる気配がなく、「足りるかな?大丈夫かな?」と思ったのですが、
指の付け根から先端に向かって、血流を流すように何回かさすっていたら、どんどん血があふれ出てきました。
見た目にちょっとびっくりするぐらい血が出てきたので、焦りましたが痛みは全くありません。
血液がこぼれないように、急いでスポイトの近くに指を持っていったら、すーっと、簡単に採血することが出来ました。
動画内ではちょっとバタバタして見えますが、私としてはまぁスムーズにできて、ホッとしました。
注意点としては、私のように血が出過ぎてしまうこともあると思うので、念のため、ティッシュなどを用意しておいた方がいいかもしれません。
といった感じで、採血は無事終わりまして、
凍らせておいた保冷剤・医療廃棄物となるので使用品と未使用品を合わせたランセット全部と合わせて、送られてきた箱に封入し、
「チルドゆうパック」で返送。
あとは、3日後に届く検査結果を待つだけとなりました。
ketsuken検査結果はどうだったのか?
検査結果は最短で2日と書かれていましたが、発送した翌日に「検査完了のお知らせ」というメールが届いたので、とても早くてびっくりしました。届いたメールはこんな感じです。
メールに記載されているURLから、検査結果のメージにログインすると、こんな感じで結果のグラフを見ることが出来ます。
健康診断でよく渡される、味気ない数字の表ではなく、色分けされたグラフになっているので、分かりやすいです。
青緑色のAは正常値、黄色のBは軽度の異常値、オレンジ色のCは中度の異常値、赤色のDは医師へ要相談となっています。
実は、私はあまりよくない数値がありまして・・・色で要注意度を訴えかけてくれるので、「あーもっと、食事と運動に気をつけて、健康管理をしていかなければ・・・」と反省しました。
まぁ、40代ともなると、どこかしら「ちょっと気を付けたほうがいい数値」とか、「弱い臓器の傾向」とか、ありますよね。
例えば私の場合、腎臓に気を付けたほうがいいみたいなのですが、調べてみたら「腎臓系の疾患がある人はタンパク質に気をつける必要がある」ということが書かれていました。
タンパク質と言えば、一般的に、「美容や健康の為にたくさん摂取しましょう!」と言われていますよね。
私も、たんぱく質の塊であるプロテインは飲んでいます。
といっても、最近さぼり気味で「ちゃんと飲まなくちゃ・・・」なんて、思っていたところなのですが、私の場合は、大量摂取は気を付けたほうがよさそうです。
タンパク質は体に必要な栄養素なので、全くとらないのもよくないですが、人工的なプロテインはひかえめにして、卵や魚などの良質なたんぱく質を適量摂取するように、改めて、しっかりと心掛けていきたいと思いました。
血液検査で数字が分かると、漠然と「食事に気をつけよう」というだけでなく、具体的に、どういった食べ物をどのくらい食べればよいのかという事が分かるので、着実に健康に向かって進めるところがイイですね。
数値で示されると、「ガーン」というショックを受ける面はありますが、心にズキッと刺さるからこそ、行動しなくちゃと背中を押してもらえます。
もし今回血液検査をしていなかったら、悪い食生活や生活習慣を、「このくらいまぁいいっか」と続けてしまい、悪い状態に突き進んでしまっていたかと思うと、今気づけて良かったです。
それから、検査結果のグラフは、こんな感じで、棒グラフで経過が分かるようにもなっています。
健康診断って、1回やれば終わりではなくて、数値をもとに、食事や生活を改めたり、必要であれば治療を行ったりして、健康に近づけていく。健康を維持していくものなんですよね。
「銀座血液検査ラボ」では、1年に4回の検査をして、異常値を早期発見して、病気を未然に防ぎましょう!と推奨しています。
まぁ、1年に1回も健康診断を受けていない人に取っては、急に1年に4回は、ちょっと難しいかもしれませんが、感覚としては、そのくらい頻繁にチェックするものだと、常識が変わってきているのかもしれません。
体重を測るのと同じように、病気を予防するための日々の努力の進捗確認の数値チェックをする・・・ketsukenの血液検査なら、手軽にできるので、それが可能です。
病気になってしまったら、時間もお金ももっとかかりますし、症状が悪化して重篤化してしまった場合は、取り返しがつかないこともあるので、後悔するでしょう。
つまり、「自分の身体の状態について、早く知れる」という事には、大きな価値があります。
いちいち病院に行ったり、半日とか1日かけて色々な検査をしなくても、郵送で、自分でサクッと血液検査ができるのですから、活用して、健康を維持しましょう!