ミニマリストになれば経済的自由は手に入るのか?ミニマリストとお金

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「経済的自由を手に入れたい」ってよく言いますよね。 経済的自由とは、永遠に続く不労所得があって、お金に困らない生活をイメージする人が多いでしょう。

今までであれば、不動産とか株の収入とか、ビジネスで成功してほったらかしでもお金が入ってくるなどの方法でしょうか。

でも、こういう成り上がり方は、これからの時代は厳しいのかなと思っています。

また、お金という「モノ」から安心を得ることは揺らぎつつあるのではないかなという思いも生まれてきました。

といっても、私は40代という古い人間で、「お金があれば安心」という価値観がまだへばりついているのですが、ミニマリズムという考え方に触れることや、たくさんのミニマリストさんたちを知るにつれて、お金に対する考え方が、少し変わってきているように思います。 そこで、ミニマリストとお金や経済的自由について考えてみました。



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これからは経済的自由を得ることは難しい?

不労所得の様な経済的自由がこれからは難しいと思う理由は「変化が激しい時代なので、一つの収入源が普遍的に長く続くことが難しい」と思うからです。

変化のスピードが速く、技術の進化で、先の予想を見通しにくい時代となってきており、人口問題・環境問題など、世界規模の難しい問題もたくさんあります。

そんな中で、「絶対」なんてものは、ほぼありません。

振り返ってみると、過去の時代は、今より複雑ではなく安定していたので、一つの成功の影響が長続きして、不労所得のような状態を維持できた人はいるでしょう。

でも、これからは、難しいのではないかと思っています。

もちろん、ごく一部の人はどんな状況であっても、成功し続けるとは思いますが、普通の人が、「もうこれで安心」という状態になることは難しい。

・・・そのくらい、これからは変化の激しい時代だと思うのです。

また、日本円をたくさん持っていても、日本経済が急激に悪化すれば、その価値は大きく下がってしまいます。

なので、お金や資産そのものや、お金を得る方法といった「モノ」を持っていても、安心が得られにくいと思っています。

ミニマリストの身軽さで経済的自由になる

でも、ずーっと不安を抱えて生きていくのはつらいですよね。

じゃあ、どうしたら、経済的自由に近い状態になれるのかというと、「変化に対応しやすい身軽さ・行動力」や「自分はできるという自信」「稼ぐ力を応用できるスキル」などを持つことが大切ではないかと思います。

20代位の若い人の意見や行動を見聞きしていると、「お金はあったほうがいいけど、そんなにお金の価値を信じていない」ような印象を受けます。

時代は移り変わる・・・という「大きな変化の波を」うまく乗りこなしているようです。

それは、持ち物を少なくて、新しいものを積極的に試して楽しんで、モノの新陳代謝を活発にしているミニマリストのスタイルそのものです。

ごっそりと買い込んでしまうと、お金もかかるし、使い切れないモノを無駄にしたリ処分に困ったりして、新商品がでたときに買い替えにくく、変化に対応しずらくなります。時代に乗り遅れないためには、SNSやネットで情報に触れる事にも時間も必要ですから、モノにそんなに時間をかけていられないというのもあるでしょう。

多分、今、お金やモノを持っているという事よりも、自分ならこれからもなんとか生活していけるだろうという自信の方が、安心感をもたらしてくれます。

モノやお金を持っている必要性がなくなりつつある・・・そんな気配を感じています。

自分の考え方や行動を変える必要性

例えば、景気が良かった時代は皆がお金をたくさん使っていましたが、貯金がない人も使える範囲でお金をたくさん使っていました。

つまり、人は、実際にお金を持っているかどうかではなく、「お金を使っても大丈夫そうかどうか」という気分でお金を使うのです。

「ミニマリストになるとお金を使わなくなる」という人もいますが、私は、自分がモノを減らしても、お金を使う額がそんなに減らなかった経験から、それは違うかなと思っています。

意識して貯金に回すようにすれば、無駄遣いが減った分、貯金が増やることはできますが。消耗品がなくなれば今まで同様に買いますし、全体のコストが下がってできた余裕は、好きな事にお金を使ったりして、支出はそんなに変わらない印象です。

使うお金を増やしたいとか、貯金を殖やしたいなら、生活の無駄をなくすだけでなく、収入を増やすことが効果的だと思います。

無駄なモノを買わなくなって無駄づかいが減る分、お金が貯まるようになりますし、無駄な時間の節約で、仕事をしたリ、将来について考える時間ができたりもします。

でも、モノを減らしておしまいだと、そんなに変化はないかもしれません。 生活を変えたい、人生を変えたいなら、自分の考え方や行動を変えることが必要です。

モノを減らすだけでは経済的自由は手に入れられない

よく、宝くじで大金が当たっても、浪費癖のある人は、すぐに使い切ってしまい、結局今までと変わらない生活を送っていたり、お金の使い道は変わらなくて、扱う金額の量が増えただけなので、借金を返済しても、より大きな借金を作ってしまうといった話を聞いたことがありませんか?

一時的なラッキーが訪れたとしても、人間が変わらない限り、その人の本質的な人生は変わらないのだと思います。

一気にモノを少なくすることは、宝くじに当たることに似ているかもしれません。 一気に環境を変えることができるからです。

でも、自分の考えや行動もかえないと、リバウンドしてモノが増えたり、ただモノが少ないだけの人どまり。

経済的自由を手に入れたいならば、収入をあげる努力をするとか、今までやっていなかったことをやってみるなど、挑戦が必要です。

ミニマリストになってモノが少なくなるということは、ただちに、経済的自由が手に入るという事ではなく、生活コストが下がって、経済的なハンデが下げられるということかなと思います。

結局、将来の安心とか経済的自由というのは、「モノ」のように、手に入れたら、あとはぐうたらしていられるということではなく、自分自身の考え方やスキルなど形のないモノをアップデートし続ける事。 時代や状況の変化に対応していける身軽さのような気がしています。

今の時代に合った生き方

私は、なるべくお金があったほうが安心なので、「お金を稼ぎたいから働いている」と思っていましたが、スキルを磨きたいとか、働くのをやめたら体や勘が鈍るというか、単純に自分のできる事で社会と関わり合いを持ちたいという気持ちが意外と大きくなってきているような気がしています。

「モノを持っていてもしょうがない」「本当に大事なのはモノじゃない」この辺りのことを少しづつ実感しています。

不労所得やお金を持っていないと経済的自由が手に入らなかった時代から、モノを減らして考え方を変えれば経済的自由が手に入る時代へと変化しているのならば、世の中の価値観って、本当にどう変わっていくのか予想もつかないなぁと思います。

だからこそ、身軽で柔軟にいることは、今の時代に合っているのでしょう。


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