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「金色夜叉」尾崎紅葉

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物語のあらすじは知っているけれど、本で読むには少々読みにくい古い文体なので、映画で視聴しました。

国語の授業でも習った記憶があるし、解説動画やサイトはいくつか目を通しました。youtubeには朗読もアップされているので、機会があれば聞いてみるのもいいかな思ってます。

また、熱海にある「お宮の松」は有名で、何回か行った事があります。

熱海サンビーチは恋人たちも多い観光スポットで、仲睦まじいカップルたちの姿と貢一とお宮の姿が重なって、複雑な思いを感じる場所だったりもします。

あらすじと映画の監督や出演者

「金色夜叉」は、前編・中編・後編・続金色夜叉・続続金色夜叉・新続金色夜叉の6編からなっている長編小説で、あらすじはこんな感じです。

高等中学校の学生の間貫一(はざま かんいち)の許婚であるお宮(鴫沢宮、しぎさわ みや)は、結婚を間近にして、富豪の富山唯継(とみやま ただつぐ)のところへ嫁ぐ。それに激怒した貫一は、熱海で宮を問い詰めるが、宮は本心を明かさない。貫一は宮を蹴り飛ばし、復讐のために、高利貸しになる。一方、お宮も幸せに暮らせずにいた。

今回私が視聴した映画は、1937年(昭和12年)公開、監督清水宏、出演は夏川大二郎・川崎弘子・佐野周二・三宅邦子・佐分利信・高峰三枝子・笠智衆などです。

蹴りはたいしたことない

銅像になる程、貫一がお宮を蹴るシーンが有名で、当時は女性蔑視だとかでセンセーショナルだったそうですが、映像で見るとまったく迫力がありませんでした。

「一生恨んでやる」という捨て台詞もほとんど憎悪が感じられないさらりとした感じです。

昔の風習の中には随分と残虐なものがある一方で、騒動や喧嘩の暴力性は、昨今の方が激しくなっているようです。

暴力性をエスカレートしたくないし、されたくないし、傷つけ合う事は当たり前のことのしたくない。

「今はそんな野蛮な事はしない」と思える事が増えるといいなぁ。

愛か?お金か?

失恋によって貫一は高利貸しになりましたが、今に例えれば消費者金融社員とか広いくくりで言えば銀行員でしょう。

もしかしたら、拝金主義の働く多くの普通のサラリーマンだとすると、ほとんどの人がそれに当てはまります。

逆に女性の方こそ、人として好きな恋人ではなく高収入の相手と結婚するという行動を当然の如くやってさえいます。

日本人がお金持ちこそ正義だと考えるようになったのはアメリカ等諸外国の影響だと思っていましたが、こんな昔の時代からお金に重きを置く人はいたのですね。

昔はお見合い結婚が当たり前で、恋愛結婚が主流となった事は最近という違いはあるものの、愛か?お金か?論争は永遠のテーマなのかもしれません。


「金色夜叉」尾崎紅葉



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