- 「フランス人は10着しか服を持たない パリで学んだ”暮らしの質”を高める秘訣」ジェニファー・L・スコット 神崎朗子(訳)
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読書記録
ミニマリスト界隈では定番の1冊ですが、まだ読んでいなかったので今更ながら読んでおくことにしました。 「どうせ、よくあるシンプルライフ本だろう」と高をくくって読み進めたところ…早々に、「やっぱりヒ ... 続きを読む - 「新版 放浪記」林芙美子
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読書記録
連続ドラマを見ているような感じで読み進められる日記形式の小説。時系列がぐちゃぐちゃであることがよくわかってらず、意味が分からないところも少なくないが、適当に読んでも楽しめる感じでした。 好きな人 ... 続きを読む - 「老妓抄(ろうぎしょう)」岡本かの子
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読書記録
岡本太郎の母である岡本かの子の短編小説。 あらすじは、「花柳界を生き抜いて財を成した老妓は、発明家を夢見る若い男を囲う生活を始めたが、生活の安定ができると男は意欲を失ってしまう」といった流れでした。 ... 続きを読む - 「藪の中」「地獄変」「或阿呆の一生」「葱」芥川龍之介
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読書記録
芥川龍之介の4つの短編小説の感想まとめ 藪の中 「真相は藪の中」という言葉のの元となった小説。「真相は闇の中」が正しいのでは?と思っていたが、「藪の中」が正解。 小説の面白さって、文章の ... 続きを読む - 「瘋癲老人日記」谷崎潤一郎
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読書記録
これは面白い!この小説は、息子の嫁に性欲を覚える脚フェチな老人の性倒錯を軸として、老いることや病気や老人の日常を赤裸々に記録した日記形式の物語ですが、設定と文体が絶妙です。 特異で未来言 ... 続きを読む - 「新生」島崎藤村
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読書記録
クズな人だという評論を聞いていたけれど「夜明け前」「破壊」は教科書で読んだりあらすじを確認したりしてよい作品だという印象があり、「若菜集」に至っては計算しつくされた韻の踏み方や言葉選びのセンスが素敵だ ... 続きを読む - 「卍」谷崎潤一郎
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読書記録
谷崎潤一郎は耽美主義という事で、芸術的な美しさとか恋愛を心の動きを美しさという側面から解釈するとか、美についての考えを深められるのでは?という期待を込めて読んだのですが、思っていた感じと大分違いました ... 続きを読む - 「彼岸過迄」夏目漱石
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読書記録
夏目漱石の作品をちゃんと読んでみよう!と思い立ってから半年ほど…やっと、前期三部作と後期三部作を読み終えました。 読んだ順番は、まず前期三部作の「三四郎」「それから」「門」。そして有名な「こころ」。 ... 続きを読む