ABCashの児玉隆洋氏ってどんな人?資金調達の動向と起業にかける思い
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株式会社ABCash Technologies(エービーキャッシュテクノロジーズ)を創業し、代表をつとめている児玉隆洋氏の名前をメディアなどでよく見かけるようになりました。
老後2000万円問題や経済不況などで、人々の関心がお金に集まっていることから、「ABCash」というお金のトレーニングサービスに注目が集まっていることもありますが、児玉氏はサイバーエージェント出身で、Amebaブログの責任者をしていたこともあるという人物です。
2020年10月には約9.5億円の資金調達にも成功して波に乗っています。
ということで、これからの活躍がとても期待されますので、児玉隆洋氏ってどんな人なのか?について、まとめてみました。
※私が実際に体験してみたレビューはこちらの記事に書いてます
⇒ABCash(エービーキャッシュ)口コミ評判!お金のトレーニングを受けた体験レビュー!正直な感想を伝えます
ABCash児玉隆洋氏とは?略歴
ABCashの公式ホームページにて、児玉隆洋氏の略歴プロフィールは以下のように記載されています。
大学卒業後、2007年サイバーエージェントに入社。Amebaブログアプリを責任者として立上げ、appstoreランキング1位を獲得、国内最大のブログアプリへと成長させる。 その後、Amebaブログ事業部長に就任し、Facebook/Instagramとの事業提携を実現。プラットフォーム統括責任者、テクノロジーイノベーション室長、インターネットテレビ局であるAbemaTVの広告開発局長を歴任。 2018年、自らの経験から網羅的かつ中立的なファイナンシャルリテラシーの必要性を強く感じ、株式会社ABCash Technologies (旧bookee) を設立。代表取締役社長に就任。
株式会社ABCash Technologiesコーポレートサイトの経営陣紹介より
目を引くのは、やはり、サイバーエージェントの元社員ということ。
児玉氏は、「渋谷ではたらく社長の告白」を読んで藤田晋社長に憧れ、サーバーエージェントのような大きな会社を作りたいと、将来起業する事を志望して入社したそうです。
そして、2017年に、サイバーエージェントとリクルートが共同で実施した事業プランコンテストにて、金融をテーマとしたプランの企画を立て、それが現在のABCashにつながっているとのこと。
起業の熱い思いがストレートに現在につながっているんですね。
児玉氏創業のABCashはどんな会社?
株式会社ABCash Technologiesは、平均年齢29歳の金融教育ベンチャー企業です。
社内はフラットな雰囲気となっており、コミュニケーションツールとして導入しているSlackでは、児玉氏のつぶやきをみれるチャンネルもあるとのことで、メンバーが気軽に話し合える場を大事にしている様子がうかがえます。
とはいえ、最高のクオリティを作り上げるという情熱とこだわりを大事にしているそうで、「お金の不安に終止符を打つ」というミッションのために、年功序列ではなく、メンバーの覚悟と能力を信じて、大胆に任せるマネジメントで、挑戦をし続けている会社といえそうです。
年齢関係なく挑戦できる環境は、サイバーエージェントの精神を受け継いでいるのかもしれませんね。
ちなみに、社長ブログはもちろんアメブロで運営されています。
⇒ABCash Technologies 社長のブログ
ブログの中に、こんな記事がありました。
憂鬱でなければ、仕事じゃない。
サイバーエージェント藤田さんと、幻冬舎見城さんの書籍タイトルです。
自分の20代のときから、この本の言葉に何度も救われてきたと思います。
「憂鬱なことがないのは仕事じゃない」
「仕事は七転八起するもの」
「そういう思いをして不可能を少しでも可能に近づける」
「これほどの努力を人は運だという」
私も仕事は楽しいことばかりではありません。憂鬱で辛いことがほとんどです。
仕事は憂鬱である ABCash Technologies 社長のブログ
ブログでも藤田社長の話題が取り上げられています。
このまま進んでいけたら、この先、藤田社長を超えるかもしれませんね。
それから、児玉氏のtwitterはこちらです。フラットでオープンな様子を感じられますね。ただいま積極採用を行っているそうです。
⇒児玉 隆洋 | ABCash
ローラと一緒に広報したい方、採用応募待ってます。未経験でも大丈夫です!
— 児玉 隆洋 | ABCash (@t_kodama22) July 11, 2020
広報強化につき、あと2名広報を採用します。https://t.co/Doul6T783p
ABCashって怪しい感じがする。なんか高いんじゃないの?
ABCashは、日本にはまだなじみが浅い金融教育サービスの会社です。お金関係というだけで「なんか怪しい」「高いお金を取られそう」と思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
でも先に述べた通り、児玉氏は期待されるベンチャー企業社長です。展開しているサービスもしっかりとした内容があって、必要な人にとっては決して高くないサービス料金設定となっています。
ABCashが怪しくない理由と、受講料の高さについてはこちらの記事に詳しく書いています。
⇒bookeeブーキー 株式会社bookeeのお金のジムって怪しい?
⇒ABCashの受講料は高い?通うべき人の特徴
また、もし万が一、途中でやめたくなったとしても、ABCashは30日間の全額返金保障制度があるので安心です。解約の具体的な流れは以下の記事にまとめています。
⇒解約・返金方法
ABCashの資金調達の動向
ABCashは、2020年6月29日に、シリーズBラウンドの第三者割当増資および融資として、総額約4億円の資金調達を発表しました。
引受先は、日本郵政キャピタル、SV-FINTECH Fund、SMBCベンチャーキャピタル、リード・キャピタル・マネージメント、iSGSインベストメントワークス、みずほキャピタル。累積の調達額は約8億円となった。
調達した資金は、オンライン学習プログラム関連テクノロジーへの投資、採用とブランディングの強化に利用する。
女性向け金融教育のABCashが約4億円の資金調達、累積調達額約8億円に到達
着実に進歩していてすごいところですが、なんとここから半年もたたないうちに、さらなる資金調達に成功しました。
株式会社ABCash Technologies(エービーキャッシュテクノロジーズ、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:児玉隆洋、以下「当社」)は、株式会社エイブル&パートナーズ、株式会社クレディセゾンのコーポレートベンチャーキャピタルである株式会社セゾン・ベンチャーズ、三菱UFJキャピタル株式会社、SV-FINTECH Fundを引受先とした第三者割当増資および融資にて新たにセカンドクローズとして資金を調達し、シリーズBラウンドの累計調達額を約9.5億円でクローズしました。
オンライン金融教育のABCash、シリーズBセカンドクローズが完了、本ラウンドの調達総額は約9.5億円に。オンライン化で全国展開が加速。
この資金調達によって、オンライン講座テクノロジー・ブランディングや採用の強化を行っていくとのこと。
さらに、2021年5月19日には、お金の専門家Q&Aサイト「おかねアンサー」を事業買収したことを発表しました。
⇒女性のためのオンライン金融教育ABCash、お金の専門家Q&Aサイト「おかねアンサー」を事業買収。
資金力をつけ、サービス内容を充実させていっている様子がうかがえるので、これからの活躍が期待されそうですね。