老後何する?老後の楽しみ方【ミニマリストの終活】趣味のギターをはじめて思ったこと
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日々の生活や老後の為に毎日沢山働くことが正しいという価値観があって、多くの人が大半の時間を働いてお金を稼ぐことに費やしています。
社会に出てすぐは、自立して生活していけるだけをお金を稼いだり、少しずつ貯金をしたり・・・ そして、生活に少し余裕が持てるようになってきたら老後のために・・・と、必要なお金はきりがありません。
といっても、60歳以降は遊んで暮らせる老後があった昔とは違って、 60代や70代になっても働き続ける人も珍しくないご時世ですから 「老後の生活スタイル」自体が変わってきています。
老後がどうなるか分からないから、不安なので老後のためにお金を貯めている・・・それも大切な事ですし、私も老後のための貯金はしています。
ですが、今を犠牲にして老後のためにお金を貯めて、人生の多くをささげたその老後は、何をするのでしょうか?
私は、老後に楽しみたいことがいくつかありまして、そのうちの二つは、もうやってしまいました。
ひとつは、夫婦でキャンピングカーで日本中を旅行する事。もう一つは、ギターを弾く事です。
ギターは、コロナ禍で始めた人も多いみたいですが、私もその流れに乗って始めた一人で、もうすぐ1年というバリバリの初心者です。
老後の楽しみにととっておいていたことを、思いがけず、前倒しでやってしまったのですが、今やってよかったと思っているので、その理由と老後の楽しみ方についてまとめてみました。
思っていたようにはできないこともある
老後の楽しみのギターを、40代半ばからはじめてよかったと思う理由は、思っていた以上に覚えが悪いからです。
不器用なので、初めて取り掛かるだいたいのことは下手というのは子供のころからでして上達は遅いだろうと思っていましたが、記憶力や記憶の定着・理解力・集中力などなど…なんでこんなにできないんだ!と、驚き、歳を取ってから新たに習得することの大変さを目の当たりにしました。
それに、なんだかんだ時間も取れないし・・・ 隙間時間をうまく使って、気長に、根気強く、ゆるーくやっていかないと、思っている感じに到達するまでにはだいぶかかりそうです。
なので、今はじめてみてよかったと思っています。
若いほうが体力がある
そして、もう一つの老後の楽しみのキャンピングカーで日本中を旅行したいというのも、色々なめぐりあわせがありまして、30代の頃に満喫しました。
当時は、多くの人が老後に楽しむようなことを、まだ若いのにやるなんて、タイミングを間違えているんじゃないか? 今やるべきことではないのでは?なんて思いがありましたが、 車中泊の長期旅行は体力がかなり必要なので、パワーのある若い内にやれて良かった!と感じています。
まぁ、何歳の時にどんな経験を積むのかは、人それぞれのタイミングもありますし、その年齢ならではの楽しみかたもあるでしょう。
でも、今回のギターの経験を経て、 やってみたいという気持ちがあることならば、あえて老後の楽しみとしてとっておく必要はなくて、 今すぐにはじめてみるのがよいのではないかなという気持ちが強まりました。
今が一番若いということ
呑み込みの早さは若い時のほうが圧倒的によいです。 つまり、一番若い今が、一番覚えがいいということ。
やってみたいなーと思って、じらしてじらして、いざ老後にやってみたら、全然できなくて挫折してしまったり、 思っていた感じとちがってすぐに嫌になってしまったり・・・ なんてことになったら、楽しみにしていた時間さえも無駄にしてしまいそうです。
今すぐ出来なくても、周辺の事を調べはじめたり、今やれる形で動いてみるのが良いのかなと思います。
老後生活を楽しむコツ
ギターにしても、コードの勉強や楽譜や楽曲探しなど、実際に弾く練習以外にもやることが沢山あって、もう全然時間が足りないって感じです。
老後になったらやろうなんて思っていると、本気になれず、実際になにをやるのかが見えてこなくて、 漠然と、なんか暇だなぁ~なんて時間を過ごしてしまいますが、 今からやるぞ!というモードになって動き出すと、充実した時間が過ごせます。
老後に取っておかずに、今できることを精一杯楽しむ生き方をしておくことが、老後を楽しむコツかもしれません。