「こころ」夏目漱石
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何回も読むと違った感想を持つだろうと思われる有名な作品「こころ」を読みました。
有名すぎてあらすじもおちも知っているけれど、それにしても全体の雰囲気が暗いのと、当時の習慣や価値観がよく分からない為、 「なぜそんな行動をするの?」「それはお節介すぎるでしょ?」等と理解に苦しむ部分が多々あります。
私の読解力のなさもあるけれど、命を絶ってしまうほどの事なのか?と…。
そういう人もいるし、そういう時代背景もあるんだろうなと想像はしますが、実は一ミリも共感できません。
私って、愛とかお金をあんまり信じていなくて現実的すぎるのでしょうか?それとも、女って図太くて強いのかな?と、すこし離れたところからこの物語を眺めている気分で読み進めた作品でした。
あと、先生の手紙が長すぎて、この文章量を手紙としてしたためたならば文庫分みたいな厚さになって、手紙として届いたら明らかにおかしいのでは?なんてくだらない突っ込みをしたくなってしまいました。
ということで、天邪鬼な私は、この作品はあまり好きな部類ではないのですが、今回読んでみて心に残った部分について書いてみたいと思います。
私は死ぬ前にたった一人で好いから、他を信用して死にたいと思っている。あなたはそのたった一人になれますか。なってくれますか。あなたははらの底から真面目ですか
私は、人間は本当の意味では誰とも分かり合えないし、一人で生まれて一人で死んでいくものだと思っています。
でも、こんな風に信用できる人に、他の多くの人には言えないことを話すことができたら素敵だなと感じました。
それから、私は「真面目だね」なんてよく言われたりするし、真面目とは誉め言葉だと思うし、真面目な人が好きだけど、はらの底から真面目ってどういうことなのか。
単なる真面目でよしとするのではなく、もう少し深い底まで行ってみたい気がします。
多くの善人がいざという場合に突然悪人になるのだから油断してはいけない
これは本当にそうですね。
世の中の人は全員善人であり、全員悪人。
だから、信頼できないけれど、そうすると誰も信頼できないってことになってしまうので、「この人ならだまされてもいいや」と腹をくくるしかないんだと思います。
悪人を見抜くんじゃなくて、自分が決心するという事。
そうするしか仕方がないですね。
私は金に対して人類を疑ったけれども、愛に対しては、まだ人類を疑わなかったのです。だから他から見ると変なものでも、また自分で考えてみて、矛盾したものでも、私の胸の中では平気で両立していたのです。
お金と愛は永遠のテーマですね。
どっちも信じたい。信じられたら幸せ。
けれども、どちらもよく裏切られる。
世の中で自分が最も信愛しているたった一人の人間すら、自分を理解していないのかと思うと、悲しかったのです。 理解させる手段があるのに、理解させる勇気が出せないのだと思うとますます悲しかったのです。 私は寂寞でした。どこからも切り離されて世の中にたった一人住んでいるような気のした事もよくありました。
自分の勇気のなさが原因ではあるけれども、これは確かに悲しい。
人間ってやっぱり、理解されたい生き物なのですね。
心の闇とか人には言えない事って、誰もが抱えているし、自分フィルターがかかった自分事を、他人にも同じように理解してもらう事なんて不可能でしょう。
だから、理解してもらったように思えたとしてもそれは錯覚でしかない。
だとしても、少しでも多く理解して共感してもらえたら嬉しいんですよね。
なので、話を聞いてほしいと言われたなら、なるべくできる限りの傾聴はしたいと思いました。
また、ちょっとしたおしゃべりや些細な事でも人と話して「そうだよね~分かる!」なんて言葉を交わすことって、貴重な事なんですよね。大事にしたいです。
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